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Report

'08.10.18 TOYOPET MUSIC SESSION
 ナイスミドル音楽祭2008決勝大会


<<決勝大会当日編 会場入り〜リハーサル>>

6時30分、枕元のタイマーのアラーム音で目が覚める。
昨夜は12時すぎに横になって睡魔が来たと思ったら、すでに朝である。
それだけ熟睡できたということかも知れない。寝起きもスッキリしてるし今日はなかなか幸先がいい。

シャワーを浴び、軽く朝食を摂って約束の時間7時40分にホテルのロビーに向かう。
今日の集合時間は8時だ。四国ブロック大会のときも同じような時間に集合したなぁ。

ホテルからよみうりホールまでは地下鉄でわずか2駅。有楽町線で新富町駅から有楽町駅までは地下鉄移動だ。
有楽町の地下鉄駅が意外と深いところにあって、有楽町駅では重い楽器を持って延々と階段を登る。朝からヘトヘトになってしまった。
タクシーで乗り合わせて行った方が良かったかも…と少し後悔。


主催者からの進行説明。いよいよ開始だ。
今日の舞台となるよみうりホールはビルの7階にある。
このような作りは都会ならではかもしれない。田舎であればホールはほぼ全てが独立した建物となっている。

外側から見たら、ビルの中にホールがあるなんて普通は想像がつかない。
ホールへ向かう入り口からエレベータで7階へ向かう。

エレベータを降りると、そこはよみうりホールのロビー。すでにいくつかのバンドが到着し、談笑したり宅急便で送った楽器の荷解きをしている。

ほどなくして、主催者の進行役の方が登場し、会場のことや決勝大会の進行について概要を説明する。決勝大会がいよいよ始まったということを実感する。


ilamooの美人voさんと「いこいの場」で1枚
面食らったのは、なんと楽屋がないということ。

事前によみうりホールのHPで楽屋の位置などチェックしていたが、これが使えないとは…昼寝ができないということですね。
うちのバンドに、昼寝ができないと辛い人が約1名いるもんで、これには明らかに落胆の表情が伺えた。

あと、楽屋でのバンド間交流というものが、我々にとって大事なひと時になるため、こういう場がないことは、せっかくのイベントがもったいないと思う。

来年はぜひとも、楽屋問題をなんとかしてあげてもらいたいものです。
必然的に喫煙スペースがバンド間交流の場となるのであった。タバコ吸わない人は交流しづらい状況ですな。


今日は完全逆リハ。トップは9時からのリハ開始だ。
BiLgEの出演は3番目なので、リハが始まるのも11時ごろ。朝イチのリハじゃなくて良かった。

そもそも朝9時なんて、普段楽器弾いたことない時間だ。
そんな時間に弾いてもまともに音が鳴らず、けっこう尾を引いたりするものだ。
四国ブロック大会のときがそのパターンで朝イチのリハで出演は最後で、待ち時間が長くてけっこう辛い。まぁ、ブロック大会の時は寝れたけど。

リハーサル中、すでにいい音でした。
次々とバンドがリハーサルと終え、BiLgEの順番である。
ステージ上の舞台スタッフがけっこう多く、またやるべきこともそれぞれキチンと頭に入っていて、セッティングなどもテキパキやってくれる。

ちゃちゃっと接続し、3人それぞれのサウンドチェック。
ギターアンプ、ベースアンプともにPA業者さんの用意してくれたアンプを使う。

ギターアンプはRolandのJC-120、ベースはAmpegのSVT(型番忘れた)である。
Ampegのアンプって使ったことなくて、どっちかつうとブィンブィン言わすロック的な音のアンプだと思ってた。

事前にAmpegのアンプだと聞かされていて『ドゥンドゥンとかブィンブィンな音だったらちょっとキツいなぁ〜』なんて少しブルーになっていた。
低音ばかりがガンガン出るアンプは、レスポンスが悪いものが多くてやりにくいのだ。
果たしてどんな音が出るのか…ボリュームを少しずつ上げて、軽く弾いてみる。

おぉ!!反応が速いヨ♪
アンプの出音の心配はあっさり杞憂に終わった。良かった、、ホッ。


トータルのサウンドチェックで1曲通したところ、モニタースピーカーからそれぞれの音がすごくクリアに聴こえる。
バランスも申し分なく、まるで部屋のオーディオでCDを聴いているような感じといえばいいだろうか。

素晴らしいモニター音で、弾いていてすごく気持ちが良い。
これがプロの仕事かぁ…と感心したりしながらリハを終了。

今日は安心して本番に臨めそうなステージ環境である。出演者が演奏に集中するということは、こういう環境作りなのかも知れない。

リハーサル中のホール、和やかです
ステージ上から客席を眺めると、2階席の左右が緩やかに円を描きながら、一番下の席が1階席と同じ高さまで下ってきている、ちょっと変わった設計である。

何だか安心できるような包まれ感のあるホールである。
お客様が入ったらもっといい雰囲気になりそうだ。


ひと通りバンドのリハが終わり、いよいよ本番を待つ間に午前中配られた弁当をロビーでいただく。
この弁当がまた爆裂に美味い!昨日の築地も美味かった。東京は食べるものがどこでも美味しいのかなぁ?

ホントに美味しかった弁当。洗練された味でした
あっという間に弁当を平らげると、ほどなく開場の時間となる。
BiLgEの応援には、地元愛媛から私の職場の後輩がわざわざ東京まで来てくれる。いつもライブの時には顔を出してくれる。
今回は応援団扇まで作ってくれたのだ。本当にありがたい。

テレビカメラの取材も受けたそうなので、決勝大会の放送に載ればいいなと思う。

(音楽チャンネルMUSIC ON! TV での
特別番組放送は、2008年12月14日(日)20:00〜 なのでみなさんお忘れなく!)

また、東京在住の知り合いや音楽友だちも来てくれた。
音楽のつながりというものは、いくつになっても変わらないものがあるように思う。

楽しみに来てくれた人のためにも、期待を裏切らない演奏をしなければと思う。
高校の時の同級生で、プロギタリストとして上京し、現在は音楽制作の会社をやっている友人は「楽しんで演奏すること」を進言してくれた。

一番大事なのは、いつもどおりに演奏することなんだな。

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<<<決勝大会(2)当日(リハーサル編)
<<<決勝大会(3)当日(演奏編編)
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