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Report
'08.07.12 at OYE COMO VA(尾道)
7月は3週連続でライブ本番が入るスケジュールになった。
今年前半は1本もライブがなかったのに、なんというバランスの悪さ(苦笑)。
コンスタントにライブが入るのが理想的ではあるが、こういう時もあるということか。
というわけで、ライブ強化月間となった7月ライブの2本目は広島県尾道市での遠征ライブである。
ライブ会場は尾道のライブハウス「OYE COMO VA」。思わず♪オエコモヴァ♪と歌い出してしまうネーミングがステキなライブハウスだ。
HPをチェックしてみると、毎週のように様々なバンドがライブを行っており、その内容が頻繁に更新されている。
プロ・アマチュア問わず、ジャンルに偏らないライブが目白押しで組まれており、マスターが熱心な様子が伝わる。それにしてもすごいスケジュールだ。
こういうライブハウスが地元にあると、きっと頻繁に通ったりするだろうなぁ。。と、尾道の人が羨ましいと思う。
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迫力満点のコスリーズ |
今回尾道に遠征ライブとなったきっかけは、広島を中心に活動している「コスリーズ」のベーシスト、シローさんからのお誘いである。
シローさんはBiLgEのリーダーであるリョウ兄が大阪時代に一緒にバンド活動をしていたバンド仲間であった。
BiLgEが昨年(2007年)ナイスミドル音楽祭の中国地区予選に出場した際、広島の会場に観に来てくれていて、その時に一緒にライブをやろうという話が実現したものである。
大阪時代、リョウ兄がバンドを辞めそうになったリョウ兄をシローさんが説得し、続けることを決意させたそうだ。
現在BiLgEがあるのも、かつての説得があってのこととも言える。
そう考えると世の中の人とのつながりの深さを考えさせられる。
当日は午後から尾道へ向かった。遠征は久々である。
遠征といっても今治を出発して尾道まで、しまなみ海道で1時間ほどで到着してしまう。
なんとも拍子抜けするほど近くなったものであるが、相変わらず通行料は財布に辛いものがあるので、どうにか値下げして欲しいものである。
尾道の繁華街へ到着し、雑居ビルの狭い階段を2階へ上がると本日の会場「OYE COMO VA」だ。
入り口のライブ案内ポスターがライブハウス独特の雰囲気である。
中へ入ると一番奥にあるステージに向かって左側にカウンター、右側が客席といったレイアウト。ウッディな作りの店内は初めて訪れたにもかかわらず、どこか居心地の良さを感じさせる暖かい雰囲気である。
ステージは決して広くはないが、小編成バンドにはちょうどいい広さのステージだ。
店内の壁には、エリック・クラプトンをはじめとするそうそうたるミュージシャンの似顔絵が一面に貼ってあり、それを見ているだけでも楽しい。
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いつになくテンションアップのBiLgE |
今回のライブは「トリオでポン」と銘打ったライブで、コスリーズも3人編成である。
先に演奏するのはコスリーズ。
出音は一言でいうと男っぽさを感じさせるすごくパワフルなブルースバンドだ。いや、それにしてもパワフル!
テクニックは当然ながら、バンドとして独特のテンションを感じさせる。
ブルースバンドというと、どれも似たようなバンドが多いなぁ…という印象が強いのだが、このバンドは違う。
どこかのバンドの真似事ではない、オンリーワンなサウンドを紡ぎ出している。いや繰り出しているという言葉の方がぴったりだ。
そのサウンドに圧倒されたままの空気感で、BiLgEの本番である。
ん〜、順番逆の方が良かったかなぁ(笑)
いやいや、BiLgEも自分たちの音でやるしかないということで、オリジナル曲を中心に演奏。
今回は両バンドとも地元ではなかったため、お客さんは少な目だったが、コスリーズとの対バンは大きな刺激になった。
加えて今回はお気に入りのハコが増えた。オエコモヴァ、また訪れたいライブハウスである。
美味しい尾道ラーメン屋巡りもできるし。
<<OYE COMO VAのHPはこちら>>
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